データの入力の方法(他のソフトからのデータの受け渡し)もいろいろできます.
少ないデータであれば,c(データ) や matrix で入力もできますが,わりと大きめなデータであれば,Excel 等で入力することが楽です.Excel で入力してあとに,形式をカンマ区切り(CSV)形式でファイルにデータを保存します.R Console で,"sampledata<-read.csv("sampleset.csv",header=T)" とすると一行目を列名として取り込み,残りをデータとして R にデータセット名 "sampledata" として取り込めます.
すでに入力済みのデータ(ここではこのデータ名を『sampledata』とします)を編集する場合,"fix(sampledata)" ト入力すると「データエディタ」画面が表示され,表計算ソフトと同様にデータを編集することが可能です.データの編集が終わったら,右上の「×」ボタンをクリックしてデータエディタを閉じます.また"sampledataNew<-edit(sampledata)" と入力するとsampledata と別の名前のデータセット(ここでは sampledataNew)に編集後のデータをコピーできます.ちなみに編集するデータセットと同じ名前(ここでは sampledata)にすると上書きにデータセットのデータを変更することが可能で,fix と同じ使い方ができます.
データエディタが出ている間は R Console での作業ができないので注意してください.